動悸・息切れ・不整脈の改善
動悸・息切れ・不整脈の概要と症状、セルフチェック、原因とメカニズム、放置するリスク、ビフォーアフターについてまとめています。
動悸・息切れ・不整脈とは?概要と症状
動悸とは、少し動いただけで心拍数が増加する症状です。
息切れとは、少し動いただけで呼吸が乱れたり疲れたりする症状です。
不整脈とは、心臓の鼓動が速すぎたり遅すぎたりと不規則な状態を指します。
動悸・息切れ・不整脈は、主に心臓などの循環器に異常があるときに現れる症状です。
一方で、体に異常がなくても日常生活でこのような状態になることもある為、動悸、息切れ、不整脈が起こりうる病気を発見することが遅くなることも少なくありません。
動悸・息切れ・不整脈のセルフチェック
● 些細な動作で動悸がする
● 些細な動作で息切れする
● 些細な動作で脈が乱れる
動悸・息切れ・不整脈の原因とメカニズム
動悸、不整脈は主に心臓が正常に働かなくなったときに起こります。
心臓には洞房結節(ペースメーカー)と言われる自動で動く筋細胞があります。
この細胞が動くことで生じる電気信号は刺激伝導系という特殊な筋肉の集団によって心臓全体に伝わります。
心臓は副交感神経と交感神経に支配されており、副交感神経が働くと心拍数は減少し、反交感神経が働くと心拍数が増加します。
この神経の異常が動悸、不整脈などの異常を引き起こします。
また心臓の機能的な変化だけではなく、組織や細胞の形が変化することで心臓の機能が低下します。
息切れは、心臓の他に呼吸器の機能が低下しているときに生じます。
我々人間は体を動かすときにエネルギーを必要としますが、エネルギーを作る際に酸素を必要とします。
その酸素を取り込むのが呼吸器であり、取り入れた酸素を体の組織や細胞に運ぶのが心臓などの循環器です。
息切れは運動をすれば誰でも起こるものですが、その息切れが正常な体の反応なのか、病気などによって循環器、呼吸器に異常が起きているかを見極める必要があるでしょう。
動悸・息切れ・不整脈を放置するリスク
● 血流の悪化で血液中の酸素量が低下し、めまい・立ちくらみ・倦怠感を引き起こす。
● 鎖骨・肋骨・横隔膜の動きが低下し、呼吸が浅くなりエネルギー不足に陥る。
● 胸の苦しさ・痛み・圧迫感から、精神的ストレスがかかり自律神経が乱れる。
動悸・息切れ・不整脈のビフォーアフター
30代男性
不整脈で好きなスポーツが思い切りできないことを悩まれていました。
状態は肋骨、胸椎のズレが大きく自律神経の乱れも見られました。
筋肉の調整、骨格の調整、自律神経の調整を組み合わせて行いました。
5回ほどで症状が出にくくなり、さらに回数を重ねて症状がほとんどなりました。
スポーツが思いきり楽しめるようになったと喜ばれていました。
50代男性
最近何をしても息がすぐ上がることが気になり来院されました。
状態を確認すると呼吸筋がかなり硬くなり動きが悪くなっていました。
さらに、首の状態が悪く、呼吸筋の神経の伝達が悪くなっていました。
治療は呼吸筋と骨格の調整を組み合わせて行いました。
調整後、呼吸のしやすさに驚かれていました。
6回の治療で息切れを感じることがほとんどなくなりました。
20代女性
動悸と胸の痛みで来院されました。
状態を確認をしていくと肋骨のズレと胸椎のズレが大きくそこからの影響が考えられました。
肋骨、胸椎の調整をメインに体のバランスを整えるちょう調整していくと胸の痛みが改善されました。
胸の痛みがなくなり不安が消えたことに喜ばれていました。
40代女性
息のしにくさが気になり来院されました。
状態を確認する肋骨のズレ、鎖骨のズレがかなり大きくそこの影響が考えられました。
検査をしていくと鎖骨肋骨を調整すると呼吸が楽になることが判明したのでそこの周辺の筋肉を緩め、鎖骨、肋骨を整えていきました。
5回の治療で息のしにくさが改善されました。