腕痛・ひじ痛・腱鞘炎の改善
腕痛・ひじ痛・腱鞘炎の概要と症状、セルフチェック、原因とメカニズム、放置するリスク、ビフォーアフターについてまとめています。
腕痛・ひじ痛・腱鞘炎とは?概要と症状
パソコンが普及につれ、肩や腕の痛み、手指にしびれを訴える人が増加しました。
当時このような症状を腱鞘炎や頸肩腕症候群と呼称していましたが、近年デスクワーク以外の仕事でも、同じような症状がみられるようになり、主に仕事が原因でおこっている症状を頚肩腕障害と呼ぶようになりました。
また、腕やひじの痛み、腱鞘炎は仕事だけではなく、育児をしている方や、スポーツをしている方など様々な人たちが受傷するリスクがあります。
腕痛・ひじ痛・腱鞘炎の原因は、姿勢不良による首の力学的負荷増大、首や鎖骨、肋骨のズレによる神経や血管の圧迫などがあげられます。
昨今、新型コロナウイルスの影響で在宅ワークが増え、腕から手首にかけて痛みを訴える人がさらに増加しています。
それはデスクや椅子が合わないことや運動量の低下など様々な影響が考えられます。
なので、普段の生活を見直して身体にとって負担の少ない生活を心掛ける必要があると言えます。
腕痛・ひじ痛・腱鞘炎のセルフチェック
● 腕が重く感じる
● 腕を動かさなくても痛い
● 夜中に腕の痛みで起きることがある
腕痛・ひじ痛・腱鞘炎の原因とメカニズム
腕痛・ひじ痛・腱鞘炎の原因は様々ですが、使い過ぎが主な要因です。
例えば、腱鞘炎は、腱と腱を包む腱鞘と言われる組織が、繰り返しの動作により摩擦を起こし生じるものです。
育児などでお子さんを抱っこする機会が増えるとその腱と腱鞘が繰り返し摩擦を起こし、炎症症状を呈します。
そして、炎症を起こした腱鞘は腫れて大きくなり、腱の動きを阻害します。
また、腕から先に向かう血管は心臓から出て、鎖骨の下、腋窩を通り腕に向かっていきます。
骨のズレにより、その通り道が狭窄され、血流が悪くなります。
血流が悪くなることで組織に老廃物が溜まりますし、栄養が運ばれないので疲労が回復しきりません。
そのような状態が長期に続くことで症状を引き起こします。
腕痛・ひじ痛・腱鞘炎を放置するリスク
● 準備中
● 準備中
● 準備中
腕痛・ひじ痛・腱鞘炎のビフォーアフター
40代男性
週に3回テニススクールに通っている方で、ある日右肘の外側の部分に痛みを感じ来院されました。
テニス動作では、特にバックハンドストロークをうつときに痛みが増す状態でした。
日常生活では、手首を上に返す動作で痛みを感じ、スライド扉を開閉する際や手首で物を探る動作でも痛みを感じていました。
炎症をとりながら、前腕の筋肉を緩め調整していきました。
上肢に関係する神経が頚椎から出てくるので、モルフォセラピーで頚椎を調整して痛みのある動作を行うと痛みが軽減しました。
治療を重ねていき3週間程で痛みが消失しました。
50代男性
お仕事で重いものを持った際に上腕が急に痛くなり来院されました。
検査をしていくと上腕二頭筋炎であることが判明しました。
骨のズレや肋骨のズレが大きかったので、筋肉の治療と骨格の調整を組み合わせた施術を行いました。
継続的な施術で3週目には痛みがなくなり、翌週には動きが改善されました。
30代女性
出産後の家事と育児で手首を痛めて来院されました。
仕事の復帰もする予定で、それまでには痛みを治したいと仰っていました。
患部の炎症も強く、動かすとかなりの痛みが出る状態でした。
治療はモルフォセラピー での骨格の調整と筋肉の調整を組み合わせて行いました。
施術を重ねるごとに状態が改善していき、4回目には痛みは完全になくなりました。
仕事にも復帰され、家事育児でも痛みがないと喜ばれていました。
30代女性
腕の重だるさ、痺れを改善したく来院されました。
普段は我慢できるが、仕事がとにかく集中できないと悩まれていました、
状態を確認していくと頸椎のズレが大きく、検査をしていくとこのズレの影響が大きいことがわかりました。
また、自律神経の乱れにより、血流が悪くなり腕への栄養供給が上手くいっていないことが予想されたので、自律神経の調整と頸椎の調整を組み合わせて行いました。
施術後、痺れがなくなり、6回目で完全に重だるさが改善されました。
仕事に集中できて快適に過ごせることを喜ばれていました。