側弯症のカーブパターン
こんにちは!
加島泰斗です。
側弯症と言っても種類があります。
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種類によって弯曲のメカニズムも変わります。
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さらに側弯症には、カーブパターンもあります。
そのカーブパターンは、いくつかの種類に分かれます。
このパターンを見極めないと、正確な施術や運動療法は行うことができません。
本日は、側弯症のカーブパターンを詳しくご説明いたします。
側弯症には、胸椎or腰椎のみの単独カーブをシングルカーブといい、胸椎と腰椎両方のカーブをダブルカーブといいます。
これは、医師が診断するうえで使います。
しかし、僕が行っているシュロス法では
カーブの分類
カーブは3カーブと4カーブに分かれます。
3カーブでは胸椎主体のカーブで、4カーブは腰椎主体のカーブになります。
〇3CH
このカーブは胸椎に主カーブがあり、その頭側と尾側に1つずつカウンターカーブがあります。
骨盤と腰椎は、1つの機能的ユニットを構成します。
これは、骨盤と腰椎が同じ方向にカーブするということです。
腰椎のカウンターカーブは、完全に胸椎とは違うもので部分的なカーブとして認められます。
長い胸椎カーブが多いことから、矢状面での腰椎前弯の減少が特定しずらいのも特徴です。
胸椎凸側の足に圧倒的に体重がかかります。
〇3CTL
このカーブは3CHの特殊形になります。
3CHと同じように、胸椎が主カーブになり、頭側と尾側にカウンターカーブが1つずつあります。
違いは、腰椎の4番が胸椎凸側に傾いているところです。
〇3CN
このカーブは胸椎主カーブで腰椎に小さなカウンターカーブがあります。
腰椎のカウンターカーブは脊柱の正中線を超えます。
胸腰椎共に椎体の回旋は少なく、腰椎カーブは柔軟性があります。
〇3CL
3カーブの特殊型です。長く伸びた腰椎カーブを特徴としています。
正中線の著しい逸脱はありません。
腰椎の4番と仙骨は並行で臀部が軽く右にシフトします。
〇4C
このカーブは、腰椎の歪みに伴って長さが変化する胸椎カーブを観察します。
腰椎カーブは正中ラインを超え、さらに尾側では完全な腰仙椎の代償性カーブとなって終わる。
2022.2.14