むち打ち症では頚部を構成する組織を痛めることがあり、
重度のものになると、椎間板や靭帯の損傷、
剥離骨折、脊髄にまで影響が及びます。
軽度の場合であっても、筋肉を痛めてしまい、
症状がみられることがあります。
衝撃を受ける方向にもよりますが、
頚部・頭部へ急激に折れ曲がるような負荷がかかります。
頭部がガクンと前に倒れ、次に過度に後ろへ曲がり…
といったものに、加速・減速などの速度が加わるため、
そのダメージは想像ができると思います。
時間が経過してから症状がでてくるケースも
数多くありますので、
まずは人身事故扱いの経緯をとり
放置せず、受診されるようにしてくださいね。